新卒で入社した総合商社を退職。世界で戦えるビジネスパーソンを目指し、私費でMBAへ。【Connect1 Kennyさん】①大学~商社時代

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ー商社時代の楽しかった経験

 ラグビーをやっていて、商社時代もラグビー部でした。
 大学の同窓ネットワークのようなものが社内にあまりなかったのでそれを作ったり、大規模な合コンを企画したり、社内のネットワークにフォーカスして、縦横のつながりの中でいろいろなことをしたのが楽しかったです。

大学つながりの飲み会


 一番の思い出は、結婚を目前に控えた同期に目隠しとヘッドフォンをつけさせて、行先を言わずにインドのガンジス川に連れて行ったことです(笑)
 商社マンの結婚式の出し物は手を込んだものにするのが定番で、なかでも、「商社マンはよく遊ぶので、身を清めるために滝行をする」というのが通例です。しかし、この同期はかなり遊んでいたので、滝行じゃ足りなくない?ということになり、インドのガンジス川で愛を叫ばせる動画を撮りました。
 パスポートを事前に預かり、中身を見せずに委任状に署名してもらい、勝手にビザ取りました(笑)
 当時、もう2人の同期がトレーニーでインドと中国にいたので、日本にいる同期と合わせて3人で日本から出発し、最初は中国に行って1人が合流、その後にインドでもう一人が合流し、5人でガンジス川に行きました。

ガンジス川で

Noteをお読みいただくとお分かりいただけると思いますが、Kennyさんはとても人とのつながりを大切にされています。

リンク
Note:https://note.com/chicken_wing

人との出会いで得られたことは?

今まで知らなかった価値観などを、出会った人たちから吸収できることです。
 先ほども少しお話ししましたが、新しい環境やアウェイな環境に飛び込んでいくことが好きでした。もちろん最初はひとりぼっちですが、新しく出会った人たちと仲良くなるにつれ、自分とは違うバックグラウンドや生き方、価値観を知ることが出来ます。それによって、自分の視野が広がり、これまでの自分の考え方って必ずしもそうじゃなくてよかったんだなと思うことが多々ありました。
 商社に入社した当時は、三者三様の志を持った同士と出会うことができ、刺激的な毎日を送っていました。しかし商社に入り7年も勤めるといつの間にか慣れてきて、気づいたら同じ考え方や似たようなバックグラウンドを持った同士とつるんでいました。そんな中、本当に自分はこのままでいいのだろうかと考えるようになりました。世界にはいろいろな考え方やバックグラウンドの人たちがたくさんいる。そういう人たちの考え方に触れてみないと、今の自分の生き方や考え方は本当になりたい自分なのかわからないのではないか。
 そんな思いから、大企業の外に出て、違うバックグラウンドや考え方を持った人たちがたくさんいるMBAで自分の成長につながるような人たちと出会いたいと思いました。
 そうした人との出会いが刺激となって、自分を成長させるための新たなエネルギーを得られると思います。
 あとは単純に全然違う場所とか領域に知り合いがいると、お互いの国に観光に行ったり、MBA卒業後はどんな生活をしているのかなどを知れて楽しいというのもあります。

ー商社時代の苦しかった経験

 あまり思い詰めず、喉元を過ぎると忘れる性格に加えて、仕事をしながらのMBA受験が苦しすぎて、仕事の苦しさは忘れました。笑

ー商社をリタイアした理由

商社はおもしろい仕事もたくさんありますが、人事に関しては運の要素が大きく、自分でコントロールするのが難しいと考えたので退職し、さらなるキャリアアップを目指してMBAに行きました。
MBA後は、
  1.商社時代〜MBA在学時に培った経験やネットワークを活かせるキャリアを進みたい
  2.自分のキャリア(業界・職務・ロケーションなど)を自分で選びたい
と考えました。

(インタビュー:Ayane、記事制作・編集:Rena)


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