新卒で入社した総合商社を退職。世界で戦えるビジネスパーソンを目指し、私費でMBAへ。【Connect1 Kennyさん】④MBA~シンガポール生活

Lonconne Business Connect1インタビューさせていただいたのはKenny(ケニー)さん。新卒で総合商社に入社し、世界で戦えるビジネスパーソンを目指してMBA(経営学修士)進学を決意。MBA受験期間は受験以外のことを自身の生活から全て排除し、働きながら平日は6~8時間、休日は10時間を超える勉強量を確保したという。MBA準備期間のストイックな生活やMBAを決意した理由、そしてシンガポールとフランスでMBA留学生として過ごした日常・学んだことなど今までの半生をじっくり語っていただきました。

【プロフィール】
都内の大学卒業後は、7年間総合商社に勤務。その後、INSEAD(フランス・フォンテーヌブロー、シンガポール、アブダビに校地を置くビジネススクール)でMBAを取得。在学中はシンガポールキャンパスとフランスキャンパスに通学。卒業後は東南アジアで日系ノンバンクの海外本社 に就職。現在はスタートアップなどの案件に携わっている。

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Twitter:https://twitter.com/ke21_the_kid

  1. 大学~商社時代
  2. MBA決意から準備
  3. MBA①
  4. MBA②~東南アジア時代

Contents

―MBA学生時代の休日の過ごし方は?

 旅行していました。学生同士でそこら中で旅行の企画があり、それに参加していました。同級生が自国を案内してくれる旅行に参加したときには、言語の壁もなくストレスフリーで、地元のイチオシ観光名所ををプランに入れてくれたのでとてもスムーズでした。、何も知らずに旅行で行くよりもディープな世界を見ることができ、すごく楽しかったです。

―旅行した中でどこの国がよかったですか?

 在学中に行った場所でいうとレバノンですね。恥ずかしながら、勤めていた総合商社を辞めるまで中東の情勢を全然知りませんでした。退社後MBAに入学するまでの間にイスラエルに行き、そこで中東のおもしろさを知りました。具体的には独特の歴史・カルチャー・宗教ですね。レバノンは宗教的に、政治的に不安定な場所にあるのですが、行ってみたらすごくリベラルな国でした。イスラム国家とされていますが、実際はイスラム教徒とキリスト教徒が半分くらい。首都のベイルートは90年代まで戦場で、そこから再開発されているため街並みが新しく綺麗なんですよね。でもちょっと外れると難民キャンプいっぱいあったりします。意外とみんなお酒を飲んでいたる陽気な面がある一方で、自国通貨がドルに連動していて自立して機能していないなど、あらゆるものが今まで見てきた世界と違っていて、興味深かったです。

ーMBAで楽しかった経験は何でしょうか?

 楽しいというよりはMBAらしさを感じた経験ですが、同級生達とタイのクラビに旅行に行ったとき、旅行中に1人のメンバーが倒れてしまったことがありました。現地の病院に行ってもドクターが不在でしたが、一緒に旅行していたMBAの同級生の中に元ドクターがいて、救急措置をしてくれました。そしてもう一人のメンバーがタイ人だったので、現地の看護師にタイ語で通訳してくれて、メンバー一丸となって倒れたメンバーを助けることができました。

MBAには元弁護士、元ドクターなどいろいろなバックグラウンドを持った人がいます。このエピソードは様々なバックグラウンドを持った人が集まるMBAならではの体験だったと思います。

―ちなみにその元ドクターは現在何されているのでしょうか。

 その元ドクターは現在マッキンゼーで働いています。

ーMBAで苦しかった経験

楽しかった思い出ばかりで、苦しかったのは受験以外ありません。笑


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