新卒で入社した総合商社を退職。世界で戦えるビジネスパーソンを目指し、私費でMBAへ。【Connect1 Kennyさん】③MBAは『超倍速の出会いの場』

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【平均的な1週間のスケジュール】

<後半>
 後半では、選択授業が主になりました。この時期には比較的余裕が生まれ、自分の好きなことに時間を割くことができるようになりました。就活をしたい人は就活したり、起業したい人は起業したり、外のプロジェクトに参加している人もいました。僕はラグビー部で幹部をやっていました。
 選択授業はプロジェクトなどで「やりたかったらいくらでもやれる」という授業が多いです。例えばM&A(Mergers and Aquisition:企業の合併買収)の授業では、「実際に買収する会社を探してみましょう」など、どこまでやるかは「自分次第」という実践的な課題により多くの時間を割くことができました。

―では成績はどのように決まるのでしょうか。

 前半の必須授業ではテストが多いです。
 後半の選択授業では、テストはそこまで多くありません。自分で実験をして、アサインメントのレポートを書いたりプレゼンをする。それらで成績が決まるというスタイルの授業が多かったですね。

 MBAテストに関して詳しく知りたい方はこちら https://note.com/chicken_wing/n/n50dd7befa8f5

―Kennyさんが通ったMBAプログラムでは、10か月で幅広い内容を学ぶんですよね?

 そうですね。座学に関しては科目数は多く、授業の進みは早いですが、比較的広く浅い内容でした。ものすごく深く学ぶわけではないので、頑張ればこなせるレベルです。
 MBAは2年制の大学と1年制の大学があります。アメリカの大学は2年制が多く、欧州の大学は1年制が多いです。僕が通った1年制(実際は10か月間)のプログラムではそれなりに詰め込まれているので、2年制と比べると忙しかったと思います。

―期間は違っても学ぶ量は同じということですか?

そうですね。2年制のMBAの場合はその分夏休みが長いのです。夏休み中に長期のインターンに参加したり、サイドのプロジェクトをいっぱいできますが、1年制だとカリキュラムが詰め込まれているのでそこまでできません。


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